2017年7月7日金曜日

宇宙戦艦ヤマト2202 第二章 エージェントAによる詳細レポ(第5話)

北部方面ヤマト情報収集班長であるエージェントAによる、2202詳細レポートをお送りします.今回は第5話のレポです.順次各話のレポをupします.

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第5話「激突!ヤマト対アンドロメダ!」

ついにきました。”2”では、地球を発ったヤマトを止めるために土方アンドロメダが追撃してきました。結局、砲火を交えることなく土方さんの男気で見逃されたヤマトでしたが、今回は山南さんが男気を見せるのか?

戦闘衛星を破壊して地球を飛び立ったヤマト。

その頃、月のサナトリウムでは、加藤翼がベッドでファルコンのおもちゃで遊んでいた。
ちゃんと加藤機のカラーリングですね。さすが地球を救ったヤマトの航空隊の隊長機ですから製品化されてますね。(ひら:加藤はまだお寺を継いでないようですね)
その様子を物陰から見ている加藤に気づく真琴。”ヤマトが反乱?知ってたの?”クビを振る加藤”くそ、俺だけ蚊帳の外かよ!!”と壁を叩きつける。

その頃、木星軌道上では地球艦隊が演習を行っていた。5隻のアンドロメダタイプに、主力戦艦がマルチ隊形を取る。やっぱり地球艦隊といえば”マルチ隊形”でしょう。”さらば”で白色彗星に拡散波動砲一斉掃射した隊形ですから。空母からも蜂の巣をつついたごとくファルコンが発進していく。(ひら:アポロノームorアンタレスですね、あれは空母だったのか)
主砲一斉掃射を行う主力戦艦。前方の小惑星群は消滅する。このシーン、PVでは山南さんの台詞の後に流れるので、当然、アステロイドベルトに逃げたヤマトをいぶり出すための
ものかと思ってましたよ。PVってS級詐欺ですね(笑)

その光景を見る篠原、山本。第1章では登場しなかった篠さん!ご無沙汰しています。バラン星突入で死亡フラグ立ったかと思いきや見事に生還したあなたは、今回の戦いでも生き残るでしょう! (ひら:うん、久しぶりに篠原に会った気がした)
篠原は言う。”わずか3年であれだけの戦艦が沸いて出たんだから”。 山本”時間断層、本当にそんなものが”。 ”間違いないだろ。だからヤマトは反乱覚悟で発進したんだ”と、艦隊を離れヤマトに向かう篠原、山本と旧ヤマトのファルコン隊8名。すぐに追撃隊を出すアンドロメダ。”子ネズミの先の大物を狩れとの司令部のご命令だ”と山南。彼の真意は?

月では、ベッドの上で苦しそうな翼をそっとなでる加藤。安心したのか翼は眠りについた。真琴が言う。”行ってもいいんだよ。幻を見たっていったでしょ。行かなきゃ”。 ということは真琴は見なかったのか? (ひら:わたしも同じく思いました)
”ヤマトが飛んだ理由分かるよ。順番だよ。イスカンダルから救済の手を差し伸べられたとき嬉しかったよね。だから今度は私たちが救う番なんだよ”。 ”行ってこい、ヤマトへ。翼にとってカッコいい父ちゃんでいてよ。もちろん私にとっても”。
このシーン、今回の第2章で一番ジーンと来ました。”愛の宣伝会議”では、アフレコ時に真琴役の佐藤里奈さんも涙ぐんでいたとか。(ひら:ヤマトで妊娠した子が宇宙放射線病という設定があまりにもゲスすぎてげんなりしますわ)

伝わりますね~。しかし、ヤマトはこれまで、古代&雪、守&スターシャ、島&テレサ、古代&澪、雪&アルフォン、揚羽&ルダと男女の愛と、”さらば”のテレサのような大きな愛は描いてきましたが、家族愛を前面に出してきたのは今回初ではないでしょうか? そういう意味では、既に子持ちの私には、このシーンはグッと来ました。こんなんで加藤に死なれたらボロ泣きですよ。”さらば”と”2”の呪縛を解き放て、加藤!!

ヤマトは小惑星隊に接近していた。波動コイル(って何だ?)交換のため、波動防壁は使えない。今追撃されたらピンチだ。真田が言う。”小惑星帯に進路を取れ。考えがある。アナライザー、新見くんのファイルにアクセスしろ。検索ワードは「イズモ計画だ」”。(ひら:アナライザーの存在感が無いのはなんでだろ?)

一方、離脱した篠原たちに攻撃を仕かける防衛軍。その時、ガミラス機がジャミング弾を打ち込む!一瞬、”メルダ登場か?”なんて思いましたがキーマンでした。そりゃそうだ。メルダは最終決戦で山本絶対絶命の時に駆けつけるのだから。レーダーもミサイルも使えなくなった状態で技だけで窮地を脱する山本たち。(ひら:わたしもメルダ登場と思ったんだが)

そのころ、長官とバレル大使が電話で話をしていた。”ガミラスはヤマトに恩がある”。 ”地球には地球のやり方があります”と長官。 ”だから、こうしてスジを通しているのです。ヤマトは発った。孤独な航海だ。今度は我々がヤマトを助ける番です”って、ガミラス人、どんだけヤマトのファンなんだよ!ですね。(ひら:ディッツ提督出るかな?)
きっとバーガーあたりも酒場で盛んに”ヤマトってすごい船だ!古代っていい奴だ!”なんて喚きまくってるんだろうな~~(笑)。いつ助けにくるかな、バーガーさん! (ひら:バーガーは桐生~桐生~としか言わない屍になってしまいました)
ここまでガミラスを義理堅く描いているのは、逆にスターシャとの約束を反故にした地球との対比なんだろうな、と思います。

アンドロメダの艦長室では、コーヒーカップをレリーフの前において山南が言う。”反乱か。イスカンダルまでご一緒した連中は、どうにも浮世離れして困りますな”と。なんのレリーフかは劇場で見ている人全てが瞬時に悟りました。”本艦はこれより単独で追撃行動に移る。追撃目標、反乱艦 ヤマト!!”。 アンドロメダのドアップが画面を通り過ぎる!く~~~カッコ良すぎる!!。こんなの”さらば”にも”2”にも無かったはず。 (ひら:ここで単独行動にしたのには山南の男気ゆえだろうか?)

そのころ真田と徳川はヤマトの倉庫(?)に居た。”ここが改修区画でなくて幸いじゃったな、しかしこんなものが使えるのか?”と徳川。ニヤッとする真田(キタキタキタ~~~~!)
ヤマトに艦載機が接近する。”空間攻撃機コスモタイガーⅡです”このときメインパネルには最後尾の1機はCT-1の文字が。細かい!  艦橋前を横切るコスモタイガーⅠ。古代に笑みが浮かぶ。”月面基地所属、山本隊です!! ”歓喜に沸く第一艦橋。みんなが格納庫に出迎える。
古代に挨拶する篠原。”後から合流したガミラス機って”、”あぁ、大使館仕様だ”。作りたいけど機首の文様が分からん。そのうちキットで出るだろう(笑)
降りてきたのはキーマンだった。 ”テレザートへは未知への航海だ。ガミラスの知識が役に立つ”。 ”しかし”と古代。 ”乗せろ!”とすごむキーマン。なんかリバイ兵長とダブりますよ、その性格。

その時、西条さんの声が!”接近する船があります。これは、アンドロメダです!!”  アンドロメダからの入電を受ける古代。山南がパネルに映る。”死者の魂に導かれて、どこへ行こうというのだね、古代艦長代理。戻りたまえ”。  ”宇宙のどこかで危機が起きている可能性があります”
”ヤマト1隻で対処できないと分かったときは? 冷静になれ。ここは現実を味方につけて...”。  ”間違った未来へ進む現実ですか!?”。  ”.....もう一度言う、戻れ”。  ”お断りします”。  ”残念だ”。  このとき、パネルに映る山南さんの姿が斜めになっているんだよな~。自分の信じる道をまっすぐに進む古代たちと、地球の方針に疑念を持ちながらも従う山南さんを描写しているのかな?

2202はアンドメダの正面からの絵が圧倒的に多い。そう、第1話で見せたあの悪魔的な絵。こだわってますよ。

”島、小惑星帯へ入れ。考えがある”と真田。 ”機先を制する!重力子スプレッド発射!!” アンドロメダの新兵器重力子スプレッドが放たれる。ヤマトの前方の小惑星群が消滅!!
これ、2202オリジナルの兵器です。今回はちょい見せ程度ですが、本来の破壊力はいかなるものか? バルゼー艦隊との決戦でその威力を発揮するんですかね~。

衝撃波を受けつつ、爆雷装置から謎の物体を発射するヤマト。分散し、岩塊に突き刺さるアンテナのような物体。そう!アステロイドシステムだ!! 2199では登場しなかったやつをこのタイミングで入れ込んでくるとは。 ”マグネトロンウェーブ照射”ヤマトに引き寄せられる岩塊。

アンドメダの主砲が放たれる。そこから出現したのは、岩塊を身にまとった奇怪な姿のヤマトだった。 ”アステロイドシップ、あんなカビの生えた代物を”と山南。アンドロメダの主砲で岩塊が削られていく。 ”波動コイル交換終了まで1分”と榎本。 ”偽装解除、回すぞ!!”ヤマトの周りを高速で回転する岩塊。回る回る。旧作の100倍ぐらいのスピードで回ってます。それがアンドロメダの主砲の直撃を防いでいく。私、CGとか詳しくないのですが、この動きを担当された方、さぞや大変だったろうな~と思いました。
もう1つ、アンドロメダの主砲の連射速度がすごい速い!!撃ちまくり!!後でパンフを読んだら、口径はヤマトよりも小さいが、威力と連射速度が上、とあった。(ひら:アステロイドベルトよりもアンドロ主砲の速射の方に驚きましたよ.あれじゃヤマトが本当に沈んでしまうと思った)  さすが30年先の技術は凄い!本当、こんな船、どうやって沈めるんだ?(てか、山南さん、本気でヤマト沈めるつもりだったのかよ???)

ジョジョに削られていく岩塊。最後の岩塊がヤマト正面に壁を作ったとき、波動コイルの交換が終了。”波動防壁を前面に集中展開!!”波動防壁もピンポイントで貼れるように進化しています。

接近する2隻。いよいよ激突寸前。”衝撃に備えよ!!”と古代と山南。この台詞、別録りではなく同時にアフレコしたそうです。
波動防壁同士の接触で激しくプラズマ(?)が走る。お互いのブリッジを見る古代と山南。ここはもう完全に沖田とドメルのシーンです。(ひら:Oh yes.)
”あんたの息子たちはとんだ頑固者だよ、沖田さん”と山南。すれ違う2隻。 ”追跡しますか?”とアンドロメダ副長。この人も、”さらば””2”そして2202と皆勤賞です。今回は名前もらえるのかな? しかし山南にはその気はない。その時、司令部から通信が入る。”ヤマトへの嫌疑は晴れた。追跡を中止せよ”と。

不思議がる古代に、”言ったろう、我々は役に立つと”とキーマン。バレルは大統領に直接面会し、ヤマト無罪を勝ち取った。この大統領も皆勤賞です。(ヤマトⅢまでは出てましたよね)でも名前はまだ無い....

釈放される山崎、星名、桐生、岬。この4人の今後の活躍も見ものです。

”地球防衛司令部としてヤマトに新たな任務を与える。テレザートに赴き謎を解明し、しかるのち、無事の生還をされたし”と敬礼し優しく微笑む長官。やっぱり長官はこうでないと。

アンドロメダからは山本たちの教え子30名がヤマトへ向かう。”艦長はこうなることを予期していたのですか?”。 ”単なる気まぐれだよ”う~~む、今回の山南さん、土方さん以上に曲者かも。この山南さん艦長の”永遠に”も観たい気がする。

そしてブースターでワープしてきた加藤がヤマトに到着した。”翼、あれがヤマトだ、父ちゃんの船だ。お前にも見せてやりたい”と。コックピットには翼と真琴の写真が。ガンダムなら120%死亡フラグですが、部下の篠さんが切り抜けたんだから隊長も大丈夫だよね! (ひら:大工原のだんなは七色星団で戦死しちゃったがね.加藤よ特攻するなよ)

艦長席の後に飾られる沖田のレリーフ。アンドロメダの艦長室にあったものを山南が持たせたのだ。う~ん、このレリーフやっぱり欲しいぞ。こんな大きいのは飾れないので小さいの作ってみるかな~~  (ひら:材質はコスモナイト90?)

ともあれ、司令部のお墨付をもらったヤマトは一路テレザートへの進路を取るのであった。(ひら:ここで大団円的に第2章はfin.かなと思ったのですが、やたらと濃い第6話が続きましたね)

続く

5 件のコメント:

  1. バーで2000円札を使う男2017年7月10日 13:45

    波動コアが1個しか無いのに、波動エンジンの量産ができるのかが疑問です。
    波動コアも複製できるようになったのかな?
    そのあたりの件、一言でもセリフに入っていればよいのですが・・・

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    1. 説明セリフは無かったですね.
      加藤機のブースターからしてワープ機能つきですからね.カセットテープやカップ麺のようなコモディティと化したワープ機関デス.くれぐれも暴走しませんように.

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  2. ひらさかクン、あなたの病気は風邪なんかじゃないわ!!
    恋の病よ!!

    ・・・いったい誰に?

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    1. あぁなつかしい、何もかもみな懐かしい、、、がくっ

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