2016年2月29日月曜日

ラズペリーパイゼロ特集(トランジスタ技術)

最新の「トランジスタ技術」誌3月号は、「Raspberry Pi zero」の特集です.CQ出版の他の雑誌ではなくトラ技でマイコンボードの特集というのは意外な気がしましたが、それだけハードウエア製作にもこのラズパイゼロが有望だという期待の現われではないかと思いました.

ラズパイは葉書の半分ぐらいのサイズで価格は¥5000ぐらいです. http://hirasaka001.blogspot.jp/2015/04/raspberry-pi.html

一方で、ラズパイゼロはさらに小型で価格はなんと¥500で販売されると予告されています.

スペックは、ARM dual core CPU、RAM512M、HDMI、USB、SD、といったところであり、LANが無いのは悔やまれるところですが、ホビーマイコンというよりも何らかの携帯端末に近い性能です.これで¥500だとしたらそのインパクトは計り知れません.

ホビー用のCPUは、PIC、Arduino、STM、H8、などが多様に世に出ていますけど、このラズパイゼロのスペックには遠く及びませんし、たいていのCPU基板は¥500よりも高価です.ラズパイゼロが¥500で供給された暁には、わたしはもうラズパイゼロオンリーで他のCPUは全て封印してしまってもよいというぐらいのスペックインパクト、コストインパクトがあります.

ホビーエレクトロニクス業界でこれほどの大ニュースに遭遇する場面というのは、過去に例が無いと思います.

ところが残念なコトに、未だにこのラズパイゼロが店頭で販売されているのを見た経験が無く、Amazonにあるのはまだ¥6980という高値であり、まだ日本への上陸は果たされていないように見えます.

しかしながら海外サイトではどうかというと、開発社のあるUKにて、4.25ポンド=¥700ぐらいで実際に販売されているみたいです.こりゃぁ、いきなり¥500ではないにせよ、¥1000ぐらいで秋月にラズパイゼロが並ぶ日が2016年のどこかで訪れても不思議じゃない.

そんな風に期待しちゃって待つとしようそうしよう.

かしこ


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3 件のコメント:

  1. 今はaruduinoでマーリンという、reprapデルタ型ウエアを使っています。
    ちょっと茶地位のでラズゼロに出来たらよいのにと思っています。

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  2. 買った人がいました、送料が同じくらいらしい。
    https://shop.pimoroni.com/collections/raspberry-pi-zero

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    1. UKからの輸入でしょうか.安さ命じゃなくちゃうれしくないです.

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