2015年7月8日水曜日

【ギリシャ】 悲劇も繰り返されると喜劇になるという御伽噺

むかしむかし、ヨーロッパというところに、古よりの名門貴族と称されるギリシャ君がいました.ギリシャ君のかつての栄光は見る影も無く、今では没落し、ギリシャを名乗ってはいるものの血統は絶たれていて本当の子孫ですらないギリシャ君でした.

一方で新興貴族のドイツ君は、古の血統を求めていました.そこで放蕩の限りを尽くすギリシャ君を、養子縁組して招き入れたのです.ドイツ君は、「真面目に働くのだぞ」とギリシャ君を諭しましたけれど、ギリシャ君はそんな諫言には耳を貸さず遊んでばかり.あまつさえ借金の肩代わりを要求する始末.

大金持ちのドイツ君にとっては、ギリシャ君の借金を肩代わりするなぞ造作も無いコトでしたが、番頭役の諸侯達が「ギリシャなんて知らんわ~」と大騒ぎするので、借金の肩代わりをするわけにいかなくて困ってしまいました.
ドイツ君は思いました.「ギリシャの血統は欲しかったけれど、ギリシャ君を養子縁組したのは失敗だったかもしれぬ.しかし、わがドイツ家にはギリシャの血統は不可欠でもある.さてどうしたものか?」

ドイツ君にとっての選択肢は3つ.
1) 養子縁組した責任を果たすべく、ギリシャ君の借金を肩代わりする.ただし、ギリシャ君は無限に借金しつづけるとわかっている.アタマが痛い.
2) ギリシャ君を勘当し、ギリシャ君の借金を肩代わりしない.ただし、ギリシャ君は、地回りやくざのロシア君と中国君に借金の肩代わりをしてもらうとわかっている.やがて生じるロシア君と中国君との抗争にかかる費用を考えるとアタマが痛い.
3) ギリシャ君を勘当するが、借金の肩代わりをしてあげる.ギリシャ君がロシア君と中国君と仲良しになるのを防ぐためだ.アタマが痛い.

↑いまここでボールはドイツにあり、7/12に決めるらしい.

ドイツは無難に1を選ぶと思う.
あのバルカン半島に、親ロシアとか親中国要素をみすみす招き入れるような愚を冒すほどヨーロッパ人がバカだとは思えないから2は消える.
どのみち借金の肩代わりをするのだとしたら、ギリシャを勘当しない方がマシだから、3は消える.

まさかとは思うが、もしも2だったら、わたしは大爆笑するでしょうw

そこでドイツ君は、諸侯に1を説得するために、次のよくわからない理屈を模索してるところかと思ふ. 「ギリシャ君も努力しようとしているではないか? ドイツおよび諸侯殿も今回ばかりはその努力に報いるべきではないか?」

ギリシャ君にとっては、ユーロという檻の中で、破産するコトも許されず、改革という生殺しの日々が続くんだろうなぁ...そして、ロシア君と中国君にとってはギリシャ君の領地を虎視眈々と狙い続ける日々...ドイツ君にとっては、「ロシア君と中国君と仲良くするなよ」と言いつつギリシャ君にお小遣いを渡し続ける日々...

いったい何なんでしょう? この誰も幸福になれない無間地獄は?

悲劇も繰り返されると喜劇になるという、まるで御伽噺のようです.

エイメン


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2 件のコメント:

  1. 2000円札を世界一使った男2015年7月9日 12:03

    大爆笑の2を改変したものを予想しました。
    ギリシャ君は勘当しない(EU残留)けど、借金も肩代わりしない。
    ユーロは使えなくなり、自国通貨を発行する(輪転機無いけどどうすんだろw)
    借金はロシアや中国から借りるけど、返せない(返さない)。

    と予想しました。
    EU圏離脱できる法律が無いので、それを理由にして離脱させないのではないでしょうか?

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    1. 輪転機が無いので、緊急援助として日本から空輸したあの2000円札をドラクマ代わりに流通させるのがモアベターです.

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