2015年4月5日日曜日

【泥酔のその後】 本厚木までとんぼ返りで日本酒を受領しました

先週の今日、厚木市七沢にある黄金井酒造で利き酒クイズの賞品としていただいた、「盛枡大吟醸おり酒」を泥酔した帰り道にどこかへ置き忘れてしまい、お酒の神様ごめんなさいな状況だった、という記事を書きました.その落胆たるや、初代「ルパン三世」のED曲が脳内をグルグルと回ってました.
♪抱かれた物は~すべて~消えゆく~♪

ところが今日の昼頃、同行した人から電話がかかってきました.「帰りに寄った酒屋に問い合わせたら、置き忘れ荷物として預かっている」とのことでした.なんという幸運でしょう.
生酒を一週間常温に放置してしまったコトをお酒の神様にお詫びしなければならないのは当然としても、無くした酒瓶を再びこの手に戻す算段がついたのです.お酒の神様から罪一等減じていただけるでしょう.

普段は渋谷に行くのもかったるいぜなわたしではありますが、「大吟醸おり酒」のためなら本厚木まで往復3~4時間の道のりも遠いとは感じません.さっそく、出かけました.

目的地は本厚木駅北口のマツキヨのビルの1Fにある酒・タバコ店の「中村屋」です.このお店は、店で買ったお酒とツマミを、店の奥の立ち飲みコーナーで飲食できるというとても便利な酒屋です.ビールはちゃんと冷えていて、コンビニビールのような生ぬるいビールとは一線を画しています.お店のおばさんが親切にわたしの忘れ物ボトルを渡して下さいました.

ここでお酒についての蘊蓄を.
・醸造樽で米を発酵させたままの日本酒を「どぶろく」と呼びます.
・「どぶろく」を濾過して透明にしたのが「生原酒」といってアルコール度数が19度とかやや高めのお酒です.酵母が生きているので冷蔵する必要があります.めちゃ旨いです.
・絞り粕の固形分を「酒粕」と呼びます.子供の頃おやつで食べてた.
・「生原酒」を加熱して酵母を殺し、加水してアルコール度数を15度ぐらいに下げたのを「清酒」といいます(たぶん).フツーに売られている日本酒のことです.冷蔵の必要はありません.
・「にごり酒」という日本酒もありますけど、「清酒」に酒粕を後から混入したお酒のコト.

では「おり酒」とは何か?
「おり酒」とは、基本的には「生原酒」なのですが、濾過フィルターを通過した僅かな固形成分を沈殿させた部分を取り出して瓶詰めしたボトルです.なので少し濁りがあります.当然生産量は少ないので、この「大吟醸おり酒」は恐らく非売品だと思われます.どんだけ旨いんだか???

ひら的には日本酒とはお米の味を楽しむお酒だと思うので、「おり酒」の「清酒」と「どぶろく」のいいとこ取りしたような味わいはとてもよかよか.

いま冷蔵庫で冷やしているので、まだ賞味してはおりません.すぐに飲み終わってしまいそうです.

かしこ


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2 件のコメント:

  1. まーです。おやまー、奇遇だ。黄金井さんの娘さんは小学校の同級生。中村ビルはバイトで20年間電気メンテしてた。おばちゃんも友達。

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    1. さすがはじもぴーwww 厚木でチョイ呑みするのに便利です.ビールはちゃんと冷えています.

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