2015年2月3日火曜日

元ビートオーナーがS660へ求めたいコト

ホンダのS660が4月に出るらしいですね.ホントだったうれしいです.わたしは初代ビートに一時乗っていたのでその体験から、S660のどこが改善されていたらうれしいかを書きたいと思いました.

【お値段の件】
現状、ネットには様々な憶測があるようですが、値段は200万円以下だろうというのがその一つ.軽自動車に200万はチト高価かなぁ.初代ビートは150万円ぐらいだったと思います.
【お屋根の件】
S660の写真を観ても判らないのが、屋根をどのように収納してるんだろ?ってコトですが、まさか「外したらガレージに置き去りにしてください」ではないと思いますから、どこかに収納スペースがあるんだろう.後部にはミッドシップエンジンがあるので、フロントに収納するのだろうか? う~ん、、、

初代ビートの当時にスズキがカプチーノという軽オープンカーを売っていて、カプチーノの屋根は、いくつかのパーツに分割されるハードトップで、それを後部に収納する仕組みでした.ガラス製リアウインドウも同様です.わたしはカプチーノの屋根は好きでした.
で、初代ビートの屋根はどうだったかというと、布製ソフトトップで、リアウインドウはビニール製で、畳んで後部に置く仕組みでした.ビニールが変色などして後部視界は基本的にアテにできない屋根でした.
初代ビートの不満はこのソフトトップ屋根で、日本のような湿潤な地域にはオープンカーは不向きなのだなぁと残念に思っていました.カリフォルニアなんか年に数日雨がパラつくぐらいらしいので、そういう土地ならオープンは楽しかろうと.

というわけで、S660の屋根には、少なくともリアウインドウはガラスであってほしいと思います.ビニールはご勘弁を.

【トルクの件】
初代ビートはノンターボの660ccだったため、トルクが不足していたと思います.通常の交通の流れに乗るためにですらアクセルベタ踏みで一所懸命シフトdown/upせにゃいかんので少し走ると疲れました.ヤビツ峠へ行って疲れるのは問題ありませんが、本屋へ行くのにいちいち疲れるのは避けたかった.

スズキのカプチーノはターボエンジンで、こやつは逆に高回転でドカーンとトルクが来るタイプで、車重の軽さも手伝ってアクセルを床まで踏むのが怖いという、それはそれで走りにくかったですw.

両者の中間ぐらいのトルク性能であってほしいと思います.

ネットの憶測では、64馬力の自主規制を撤廃して出すから100馬力なのだとも言われていて、だとするとトルクも改善されていたらいいな.

【パワステの件】
実は初代ビートで一番困っていたのは(たぶん)パワステじゃないってコトでした.本屋の駐車場の切り返しで腕が疲れるのには困りました.古い重ステのクルマって補償としてハンドルの直径が大きかったけれど、ビートのハンドルは小さめなので余計に切り返しが重かった.

S660にはパワステをご搭載くださいますよう祈願します.今時重ステはないとは思うが.

【初代ビートの良かったコト】
・オープンは楽しいです.走ってたのしいクルマでした
・ヒーターの効きがが良かったので、冬のオープンでもあまり寒くなかったです.
・滑ってもオーバーステアにはなりませんで、安定していました

初代ビートには、近所の本屋に行くときにダル~く走れるクルマという性格も兼備していてほしかった.S660にはそこのところが改善されるコトを期待します.

かしこ


人気ブログランキングへ

2 件のコメント:

  1. 軽規格のセブン、400万もするんですね。 がくっ。
    http://www.witham-cars.com/caterham/160d/seven160.htm

    返信削除
    返信
    1. これを街で見る度に思い出すセリフ「クルクルパーのクルマ」.
      NAVIの巻末の名セリフとして心に刻んでおります.
      400かぁ、、、、エイメン

      削除