ドアクローザーの交換 （その１）

玄関ドアにこんなのが付いています．これはドアクローザーと呼ばれまして、オイルダンパーが効いてゆっくり閉じるようになっています．がっ、家のドアクローザーが故障しまして、バターンッと最高速度で閉じてしまうようになっちゃいまして、ものすごくうるさいです．

オイルの流通抵抗を変えるネジで「ゆっくり度合い」を調整できるのですが、回転部からオイルがタラーリと漏れるくらいにオイルシールがダメになっていて、もう調整どころではなくなってます．そこで交換することにしました．

↓取り外したらL1X11 NHNと書かれています．箱と腕で出来てます．

↓取り外し後のドアはこんなになっていて、黄色に腕を固定し、ピンクに箱を固定してありました．ネジ穴跡から推測すると、どうやら既設品は２台目のようです．

↓箱の部分を分解しようとしましたが、専用工具でもなけりゃ無理っぽいので断念．それにしてもこのアングルで見るとまるで「シドニア」じゃないですか．   ＞   弐瓶勉殿

↓NHN L1X11はもう売られていません．NHNが解散しちゃったからです．代替品でRYOBI S-202Pというのがありまして、￥９０００ぐらいでした．

↓奥が既設品（NHN)、手前が新品（RYOBI)です．比較するとなんだか形が違うような気が、、、

↓箱の大きさが全然違います．腕の先端のネジが全然違います．大丈夫なのか？

↓種明かしはこうでした．まず箱にはブラケットがついていて、ネジ位置の違いを吸収します．

↓種明かしその２．腕の先っぽは、カニのハサミのように可動して寸法調節できるようになっています．ただしネジ穴は４つ目を開けなくちゃいけません．

というわけで構造はわかったので取りつけりゃいいんだよってとこなわけですが、工具がないので施工できません．なぜかというと、リフォーム現場へ全部持って行っちゃったから．
↓そのリフォームってのが、床の補修（斜線部）、床のクッションフロア貼り替え（全部）、トイレ移設、収納変更、壁補修（一部）、壁クロス（ほぼ全部）、電気工事、、、と盛りだくさんで、工数が６０時間必要だという見積もりなんですが作業日数が５日（４０時間）しかないってわけで、窮しているんです．

どうしよう．．．．

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