2012年11月13日火曜日

インフルエンザとトロイダルコアのくだらない話 orz

これは99.99%の方にはつまらない、くだらない話です.

今日、インフルエンザの予防接種を受けました.近年は毎年受けています.自費になります.

インフルエンザには多様な方があることはご存知だと思います.A型B型C型と大分類される中で、症状が比較的重いA型だけでも下図のようにたくさんの型が存在するそうです.これらの全部が登場済みなわけじゃなくて、まだ流行したことのない型もあるので、北国の渡り鳥を捕まえて新型を探すウイルスハンターがいるとテレビで観たことがあります.
画像クリックで拡大
強毒性なので流行したら致死的でヤバいと言われて有名なのが、H5N1型です.他にも強毒なのがあるかもしれませんがとりあえずわたしは知らないです.というか、たとえ限定的にせよ人に感染してバタバタ死なない限り未体験の型の毒性が強いか弱いかなんか判らないもんなんでしょ???

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話は変わって、トロイダルコイルという電気部品があります.
トロイダルコイルは、PCの電源とかACアダプタ回路によく使われている部品です.銅線がグルグル巻かれている中心の黒いドーナツ部分を、トロイダルコアと呼びます.
↓トロイダルコイル.黒いドーナツ部分がトロイダルコア
電気回路って、基本的に部品の自作はしません.トランジスタを結晶成長させて作るわけにはいかないし、抵抗やコンデンサを自作する酔狂なこともフツーはしません.でも、コイルだけは自作することのある部品なんです.コイルの一種であるトランスを高周波アンプや電源などで使いますが、自作のトランスが良い性能だと、うれしいんだなこれが.

コイルを巻く土台となるトロイダルコアは、コアメーカーの製品を買います.メーカーはTDKとか日立金属とかトーキンとかです.

で、下図はTDKのトロイダルコアの材料名をカタログから抜粋した表なんですが、H5B2、H5C3、H5C2 などというどこかで聞いた風な材料名になっています.

新型インフルエンザという言葉が毎冬の話題になるよりも10年以上前から、H5B2のような型名はTDKのトロイダルコアの名前だという刷り込みがなされていたヒラサカとしては、H5N1という型名を初めて聞いたときに、「TDKのトロイダルコアがなんで強毒性なんだよ?」と思った、というのが今回の記事のオチでありまして、くだらない話でまことにすみません.でもわたしは真剣にそう思ったのです.

同じことを思った人は日本に10人ぐらいいると信じているんです.


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