2012年10月30日火曜日

追悼、ありがとうegobar (その8) 仕事場としてのegobar

まだ忙しなくサラリーマンをやっていたころ、夕方以降には3つの選択肢がありました.
1)残業する     2)帰る     3)egobarで残業する
3番の場合は、ノートPCにinstallしたcygwin環境でゴリゴリと信号処理のsimulationをするのが主な仕事でした.仕事の中では一番楽しい仕事を、おいしい酒を飲みながらできるというまことに楽しい仕事でした.

egobarの暗い照明でノートPCに向かってキーボードを叩いていると、蒼い光で顔が下から照らされてホラーな見え方をするようで、他の客からはブキミに見えていたことでしょう.

やがて仲良くなった常連さんと話していたら、わたしに「ハカセ」というアダ名がつけられていることを知らされました.なぜかというと、ソースコードとかおかしなグラフを表示したPC画面をじーっと見つめているのでハカセみたいだからだそうです.

信号処理の楽しい仕事とegobarは失われました.ハカセというアダ名だけが残りました.


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