2012年5月20日日曜日

日経平均下落、日蝕、地震

明日5月21日の日蝕は空模様があいにく曇りのようで、人生最初で最後の本格的日蝕を見られずじまいになりそうでとても残念です.ちゃんと日蝕観測グラスも買ったんですが.

噂では5月22日に大地震が来るそうで、でもソースは外国らしいから日本の地震を予言しているとは限らないようです.

さて、日経平均がここんとこずーっと下落基調ですね.こちらの記事は暴落すると書いてますが、暴落は言い過ぎと思いますけど、日経平均はもっと下がるとわたしも思います.

日銀のバレンタイン(2/14)金融緩和宣言以来日経平均は上昇を続けて3月は1万円を越えていました.ところが、日銀が本心では金融緩和する気がないとバレたあたりから下落し始め、直近ではEUでギリシャとフランスで緊縮財政派が選挙で負けたためにトドメを刺された的に日経平均は8000円台に逆戻りしてしまいました.

ここで、日本の株を買って1万円に上昇させた人と、日本株を売って8000円台に逆戻りさせた人は誰なのかというと、売買の30%を占めている外人でしょう.------訂正、外人は保有額が30%で売買高は70%だそうです.すげー--------
外人は何を根拠に2月~5月までのたった3ヶ月という短期間で買いポジション→売りポジションへと身を翻したのかというと、企業業績じゃないのは明らかで、それは円の為替レートをみて「買うべぇ買うべぇ」「売るべぇ売るべぇ」とスイッチしているわけです.円安局面なら日本株を持ってれば為替差益で儲かりますからね.円高局面ではその逆回しになります.

じゃぁ昨今の円の為替レートがどのような事情で左右されているのかというと、

2~3月の時点では、つぎの①②③の円安要因大当たりで1ドル=84円まで円安が進行しました.
①アメリカがQE3をやる気配がない   (円安要因)
②EUがQEをやる気配がないし、ギリシャ危機も回避されそう  (円安要因)
③日銀が金融緩和するフリ   (円安要因)

現時点では、つぎの④⑤⑥の円高要因大当たりで1ドル=79円になっています.
④アメリカは大統領選挙に向けて、そろそろQE3をやる季節なんじゃないか?  (円高要因)
⑤EUの金融危機がヤバくなってきた.ギリシャがユーロを離脱するのでは?   (円高要因)
⑥日銀が金融緩和する気が無いのがバレバレ   (円高要因)

EUのギリシャを震源とする円高はマズイですねー.
去年の11月に75円台まで円高が進んだことから推察すると、ギリシャがユーロから脱落したら70円を切るんじゃなかろうか? 昨今の日経平均下落は、そんな予想のもとで外国人が日本の株を売ってるからだと思われます.当面はギリシャファクターが大きいですが、ギリシャでは6月に再選挙やるらしいです.ドウナルコトヤラ...

3 件のコメント:

  1. 金環日蝕見ましたよ。
    観測グラスが無ければ分からないもんですね。

    マンガのように真っ暗になると期待していたのですが・・。
    それは皆既日蝕ですと若い人につっこまれました。


    株価の下落は、為替もですがいよいよファンダメンタルに
    見切りをつけられてきたように思います。
    やばし。

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  2. 雲が邪魔でしたが、チラッと金環を見れました.工事現場の溶接工が溶接マスクで太陽を見ていたのが印象的でした.

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  3. 溶接マスクで日蝕観測・・ かっこいい

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