2012年4月28日土曜日

心霊体験シリーズ 010 霊の通路 (マジメに心霊現象について語る)

ケータイの中のjpegファイルを整理していたら、その場所の写真がまだ残っていました.その場所は、山の手線大崎駅にあるゲートシティ大崎(GCO). かつてソニーのofficeがそこにあったので、通算5年間ぐらい通ったビルです.

右の写真はGCOの1Fにある、おむつ替えとかする台がある大きなトイレです.GCOを知っている方ならあぁあそこかーと判るはずです.

子供がまだ小さくてベビーカーに載せていたころですから、もう8年ぐらい前になるでしょうか、その出来事があったのは.GCOのB1には食事もできる広場があって、幼児を遊ばせるには都合がよいので平日だけでなく週末にもちょくちょく行くことがありました.その日もいつもどおり、奥さん+子供+ヒラサカでプラプラしていて、そろそろおむつ替えの時間だということで3人で上写真のトイレへ向かいました.

トイレの構造は、写真ではわかりにくいですけど、正面の壁に自動ドアの開閉SWがありまして-------光ってるやつ------その左手の壁の茶色いドアが開閉する仕組みになっています.部屋の中はベビーカーや車いすで出入りできるように広くなっています.

トイレに向かって歩いている我々が開閉SWの手前2mぐらいまで来たところで、おじいさんがスッとトイレに入ってしまいました.ちょうど前の利用者が開けたドアが時間で閉じる直前だったようで、おじいさんが入ったと同時に自動ドアが閉じました.あらら、一瞬の差で先を越されちゃったよと、奥さんもわたしも少し悔しがりました.おじいさんは季節感のない身なりで、夏だというのに、緑色のヨレヨレのコートを羽織っていて髪がボサボサと長くて要するにホームレス風のおじいさんでした.

しかたないので、トイレの前で待つ我々.がっ、待てどもおじいさんは出てきません.遅いなーと焦れたわたしは、「押しちゃえ!」などと言いながら開くSWを押しました.ただし、中から閉じるボタンを押した場合は外の開くSWは効かないシステムなので、たとえわたしが開くを押しても中のおじいさんに迷惑はかからないようにできています.開くSWを押してもムダな抵抗にすぎなかったはずでした.

と・こ・ろ・が、私が押した開くSWが効いちゃって、自動ドアがガラガラと開いてしまったのです.これは、おじいさんがトイレの中から閉じるSWを押さずに、時間切れでドアが閉まったにすぎないことを意味しています.そしておじいさんはまだトイレの中でごにょごにょと用を足しているはずなんです.

「失礼しましたー」といいながら、トイレの中を覗いた私の目に入ってきた光景は、誰もいない.もぬけの殻のトイレでした.
ひら  「あれっ、だれもいない」
奥    「えっ、うそ?」
ひら  「さっきじいさんが入ったよな?」
奥    「入ったよ、あたしも見たもん」
ひら  「てえことは、これって?」
奥+ひら  「もしかして見ちゃった? いや~困ったなぁ、こういうことがあるとーハッハッハ」
奥    「それはさておき、とっとと用を済ませましょう」
ひら  「そうだそうだ、そうしよう」

いくつかある私の心霊体験の中でも、これは最も信憑性のある体験です.だって、目撃者が複数いるんだもん.

GCOのここのトイレは、霊の通路になっているにちがいない.右の壁の中から出てきたじいさんの霊が、自動ドアが閉じる瞬間にトイレに入ると霊界へジャンプできるようになっているにちがいない.とすると、生身の人間が自動ドアの閉じる瞬間にトイレに入って、トイレから出るとそこは黄泉の国なのでしょうか? わたしにはそれを試みる勇気はありません.どなたか、試してみていただけるとありがたいです.ただし、帰ってこれる保証はありませんが.

くわばら、くわばら.

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2 件のコメント:

  1. 実際に幽霊を見てしまうと、世界観がかわってしまうので
    しょうか?
    それに近しいことは何度かあるのですが、決定的に見た
    ことはないので、見るのが怖いです。

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  2. わたしは世界観は変わりませんでした.死後の世界があると確信したら死なんか怖くなくなるだろうという説がありますけど、どうなんでしょうかね? UFOの搭乗者から人類が知らない物理学を教えてもらったり、病気の治療をしてもらったりしたら、人生を変えてあげてもよいです.

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