2012年3月28日水曜日

車いす介助者視点からの熊本観光旅行(その1 飛行機)

ソニー勤務時代に貯まったマイルが3月末で期限切れを迎えるので、家族3名で熊本に2泊3日の旅行をしました.お天気に恵まれナイスな旅でした.

熊本に行った理由は特にありません.黒川温泉がとても遠いことを知って挫折して熊本市街に泊まりました.観光スポットの数はあまり多くありませんで、阿蘇+熊本城ぐらいでおしまいという印象です.あとは宮本武蔵とか夏目漱石とか細川家の旧跡などがいろいろとあるのですが、子供連れで行くと子供が飽きるのでそういうところには行きませんでした.

数回に渡って、熊本旅行の顛末を書こうと思うのですが、車いすの子供の介助をしつつ旅行するというのは、公共交通機関+宿泊施設+観光地で非バリアフリーな場所にしばしば遭遇し、その地雷をどうやって回避するかという困難の連続になります.そうゆう不自由な視点で書こうと思います.

今回は車いすの人が飛行機に乗るには?をお送りします.

●羽田空港
ANAの自動発券機を使おうとしたら、9番窓口に行けといわれてマシンに却下されたので、スゴスゴと9番へ.車いすの乗客で登録しておいたので、その手続きのためでした.車いすの乗客の場合、自分の車いすを預けて、代わりに航空会社の車いすを借り、乗機した時点で車いすを乗り捨てることになります.搭乗ゲートで、最後に搭乗しますのでご案内するまでお待ちくださいと言われました.
ご案内された我々が飛行機のドア脇まで行くと、係員が車いすの車輪と肘掛けを外して、エコノミーの狭い通路でも通れるスリムな車いすに変形させました.このカラクリにはビックリ.座席のところまで車いすで移動して、子供を座席にヨイショと移動させて搭乗完了です.

●熊本空港
ワーデスさんから最後にご案内するのでお待ちくださいと言われました.ここでも羽田と同様の画期的な車いすが座席まで迎えに来てくれたので、子供を車いすに移動させて降機しました.荷物受け取り場所に行くと、すでに預けた車いすが出ていましたので、交換して空港を後にしました.

●熊本空港(帰り)
同じ航空会社でも空港によってシステムが違うんです.車いすを預けるために荷物預かり所に行ったら、乗機する直前までそのままお使いいただけますとのこと.へ~っと思いつつ、ゲートに行ったら最初にご案内しますと言われました.それで、ビジネスクラスの人々を差し置いて我々が一番先に搭乗して、飛行機のドアのところで車いすを乗り捨てます.そこから先は、わたしが35kgの子供を背負って座席まで行く.車いすは地上作業員が持って降りてカーゴルームへ搭載した模様. ←すげぇアバウト

●羽田空港(帰り)
ワーデスさんから最後にご案内と言われましたので、エンジンがアイドリングになって灯油の臭いが漂ってくるなかを座席でぼーっと待ちます.やがて、我々の車いすが飛行機のドアのところに現れました.カーゴルームから直接ピックアップしたと推測します.そんな無茶な割り込みルーチンが羽田にもあるのかぁ.....でも我々の車いすのサイズだとビジネスクラスの通路までしか入って来れないので、35kgの子供を抱っこしてドサッと車いすに座らせて、お礼を述べて航空機を辞去いたしました.

●機内トイレ
子供連れで海外旅行に行ったことがないので、子供が機内トイレを利用したことはありません.ワーデスさん曰く、カラクリ車いすが機内にあるので飛行中にトイレの前まで車いすで移動するのは可能だそうです.しかしなー、あの狭いトイレの中で立たせたり座らせたりするのは難儀だろうと予想するわたしです.

車いすで飛行機に乗る際のポイントは以上となっております.

それでは、皆様の空の旅が安全で快適な旅になりますよう、搭乗員一同心からお祈り申し上げます.

--続く--

2 件のコメント:

  1. 母を連れて鳥取まで行ったときは、カーゴに載せられて飛行機に乗りました。鳥取空港では最後に一般客とは別の通路&出口からロビーへ。

    返信削除
  2. まあ、電車でも新幹線でも車いすはめんどい( ´△`)

    返信削除