2015年12月4日金曜日

石川五右衛門に見る2015年アニメの劣化事例

今放映中のルパン三世にて、石川五右衛門の斬鉄剣の切れ味は相変わらず冴えているのですが、アニメ技術的にどうもシャキッとしないのでそれを指摘などしてみたりするわたくし.

↓これが2015年版石川五右衛門による銃弾を弾く描写です.下手なアニメだ.


↓こちらは1972年版石川五右衛門による銃弾を弾く描写です.名人によるアニメだ.ヒャッハーだわ.こういうのがあるからアニヲタをやめられんのだったりするわけで.

↓次元のマグナムは薬莢ごと発射するのか?という驚きは1972年版ならではw
さて、上の2つを見比べてもらって、どっちがシャキッとしてるかってことなんだけど、1972年版の五右衛門は銃弾を斬鉄剣で弾き返してるようにちゃんと見える.2015年版はひょろひょろと動いているだけにしか見えない.

1972年版を1コマづつ切り出してみるとこんなです.これらを見てもどうして動いて見えるのか、わたしにはわかりません.名人アニメーターが描く溜めと決めポーズは通常人には理解不能なのでしょう.描いたのは大塚康夫でも宮崎駿でもないような気がする.誰かなぁ?
↓弾丸を斬るシーンというと、このシーンも紹介しておかなくっちゃだわ.「Black Lagoon」から銀さんによる弾丸切断シーンです.このシーンの優れたところは、弾丸の運動量の重さが表現されているとこだと思うわけで、こういうのがあるからアニヲタをやめられんのだったりするわけで.


かしこ


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