2015年11月5日木曜日

防災士講習受講中 (一日目)

防災士という資格があります.町内会の防災を担当しているので、2日間の防災士講習を受けています.防災士だから就職に有利になるとか、お金が儲かるとか、活躍できるとか、そういう期待はしないほうが良いでしょう.費用は5万円ぐらいかかりますが、わたしは目黒区からの助成を受けて受講しています.

防災というと、思い起こすのは消防署や消防団でありましょう.ファイト一発なセカイ観.

ですから防災士講習ともなれば、朝一でグランド10周、ちんたらやっていると竹刀持った鬼コーチがケツを叩きにオラオラと追いかけてくる、そういう場面が容易に想像されます.

ところが今朝9時に田町の会場へ出頭したら、受付に並んでる他の人がYシャツ姿なんです.アンタらこれからグランド10周だってのに、その身なりじゃ大変じゃね?って思っちゃった.ちなみにヒラサカは、朝一のグランド10周に備えてトレーニングウエアで出頭したわけだったのさ.

受付を済ませたわたしが教室へ入ると80名以上もの受講者がおり、なんとトレーニング姿なのはわたしひとりだけ.Yシャツが半分、女性が1/4ぐらい.

おろおろと着席して2日間の予定表を見ると、座学だけ.(知らなかったその1)

オリエンテーションを聞いてわかったのは、防災士講習は座学だけであって、救急救命の実技は消防署で別途受けてくれというシステムでありました.ちなみにわたしは消防署で救急救命訓練というのを後日受講して初めて防災士の申請資格を満たします.というのを知らなかった. (知らなかったその2)

講習は、大学教授とか役人がそれぞれの分野をしゃべります.一口に防災と申しましても、法律、行政、地域、建築、医学、心理学、地球物理、化学、危険物、など様々ですからカリキュラムは盛りだくさんで、2日でやるには時間不足なのは仕方ありません.ゆえにこれを受講しても防災のエキスパートになれる気はさっぱりしません.防災の本質は地味なフィールドワークそのものではないかと思います.なのに座学か...

実は初日の受け付けで知った驚愕の事実って奴がありまして、ちょっとした宿題の提出を求められるのですが、その宿題が、なんと復習じゃなくて先に自宅で予習して初日に持参せよというシステムだったのです.その宿題の存在は知っていたけど、高い金払って受講する講習会が予習を前提としているとは、、、その手取り足取りの逆方向に突進する姿勢に深い感銘を受けました.宿題は2日目の朝提出することにしました. (知らなかったその3)

朝一でグランド10周と、これらの3つの心の動揺と、どちらがマシだったか、それはなんとも判断のむつかしいところであった今日の朝の出来事なのでした~

#明日は最後に試験があるんだけど、簡単らしいけど、落ちたらどうするんだろ?

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エイメン


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