2015年1月7日水曜日

Ballantine'sというブレンデッドウイスキーについて

バランタイン(Ballantine's)というブレンデッドウイスキーがある.この角形ボトルで安酒の部類に属するのを2~3回は呑んだ経験があっただろうと思う.あまり印象はないんだけど.
新橋のバーにて、「いまはシングルモルトが払底している」という話を聞き、ウイスキー業界のサプライチェーンって10年毎に何か起きるんだねぇと思っていた.そのバーでは、入手難なシングルモルトを避けて、高年式のブレンデッドを探すとのコトで、ラベルから推定して1970年代と推測されるBallantine's 17yoを入手して今提供している(もうじき空になる).

そのBallantine'sの美味さといったら筆舌に尽くしがたく、今まで呑んだウイスキーのベスト3には入るかと思う.
ラベルのエンブレム等の印刷仕様で年代を推定できる.左の表面が荒れたラベルが推定1970年代のボトル.オリジナルの仕向け地はUSAだったらしく、誰かがハンドキャリーした物なのかもしれない.来歴や保存状態が不明なのでリスキーではある.今回のは大当たり.
右のボトルは1970年代か1980年代初期と推定される模様.左のボトルがもうすぐ空になるので、まもなく右のボトルを開封するコトになる.
今までシングルモルトばかり呑んできて、ブレンデッドもなかなかイケるじゃぁないか?と思っていたら、忘年会のどこかのパーティーゲームで奥さんがゲットして来たのが、2014年流通版のBallantine's 17yo.ルパン三世のナポレオントランプのごとく、Ballantine'sが持ち主を選んで舞い込んできたのかと思っちゃったw.値段を調べたら、17yoを¥5000ぐらいで買えるのでリーズナブルな流通価格.

味はというと、件の1970年代ボトルとは4ランク落ちぐらいの差違があり、全然違う.それでも旨いのは間違いないので、普段家呑みしているオールドパーが減らずにBallantine'sばっかし減ってゆく状況にある.

ブレンデッドウイスキーって、何時でも同じ味をキープしているのでしょ? と思っていた.
だがそれは誤認識で、ブレンデッドといえども味わいは移り変わるものなのだった.ベースとなる原酒メーカーは一貫していても、原酒の出来不出来や配合比率に影響されるもののようだ.新橋のバーのマスター曰く、1970年代ボトルは、シェリー樽熟成の「ミルトンダフ」リッチのブレンドだと言っている.

わたしとしては、1970年代のウイスキーって、木訥としているがこれほどまでに熟成の旨味に溢れる味だったの? それに比較して現代のウイスキーは工業製品的な画一性ばかりが目立つ、という具合になんだかもうウイスキーに対する認識がグラついてしまう出来事なのであった.タイムマシンで昔に戻りたい.

もうじき、次のBallantine'sボトルを開封する時がやってくる.そのボトルは果たしてどのような味なのか? その時が楽しみである.

かしこ


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2 件のコメント:

  1. 確かに、昔のブレンデッドウイスキーは美味しいと思います。
    こうしている間にも世の中のビンテージウイスキーがどんどん飲まれてなくなっているかと思うと、無意味に焦ります~。

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    1. ヤバイのでごくごく呑みましょう.

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