2014年6月17日火曜日

【分解】 寿命が近い電動車椅子のニッケル水素バッテリーをバラしてみた

電動車椅子には電動自転車のそれよりも大きなバッテリーが搭載されます.ヤマハがデファクトスタンダードで、リチウム充電池ではありません.一説にはリチウムだと旅客機への荷物を拒否られるそうで、電動車椅子のバッテリーはニッケル水素が主流です.

業者から「満充電で15km走行できる」と聞きましたが、実際はその半分ぐらいの航続距離しかないと思われます.

これが2~3年毎日使い続けると航続距離が劣化してきます.新品を買うと5万円もすることが今日わかって驚きました.

ひら的には不調になったらまずは分解ということで、バラしました.

↓ネジを5本でシェルがパカッと開きます.防水パッキン等が一切無いのは意外にアバウトでした.
↓内臓のほとんど全部を占めているのはニッケル水素バッテリーです.サイズは18650と思われます.電池パックの凹凸から推測すると(7+6+7)x2パラ=40本も入ってます.これでスペックは24V6.7Ahとなっています.
自力でセル交換しちゃおうかという色気があったのですが、タブ付きで18650サイズのNiMHの入手性が悪いです.とある通販で SANYO 18650 タブ付 4500mAh が@¥920で売られていますが、40本で¥36800にもなるので、コストメリットが不足です.

↓充放電制御基板がチョコンといます
 どうやら素直にリサイクルバッテリー業者へ換装を頼むことになりそうです.

かしこ

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6 件のコメント:

  1. リサイクルバッテリーの場合、何%位戻るのか、対価比は50%位で探してみてください。
    7+7+6=20ですから公称1.2vとして公称24vですが、リリュームと比べると重量、エネルギー比が小さく、思ったより電圧降下も大きいので、リチューム換算10.8v相当ですが、燃えると困るので、ニッケル水素しか使えないのですね。
    放電制御基盤にはパワーエレメントは着いていないのですか?

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    1. パワー部品は充電器側についていて、当該基板にはモニタ機能だけのようです.

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  2. ニッケル水素バッテリーの寿命は有るの?メモリ-効果は?

    充電池でもある時から、普通の電池の様になり少しがっかり気分に成ります。
    うちの奥さんは、携帯の充電は、ほぼ毎日の様にやります。私は、携帯が自動オフしてから充電をします。どの様な充電方法が寿命にプラスなのでしょうか?気を使う意味は
    有るのかと疑問を持ちながら使用しているのではないでしょうか?

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    1. メモリー効果があるので、たまにリフレッシュ充電が行われます.つまり、充電器に放電機能もついているんです

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    2. ハーレーダビッドソンが、電池式の電気バイクをテストしているそーです。
      ハーレー社でもタブ溶接をしこしこやってるかな?
      特許までとった得意のサウンド発生用にスーパ-ウーハーあるいはマフラーサウンド用のエンジンが必須でしょう。

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    3. えええええ、静かなハーレーなんてクリープのないコーヒー (昭和の慣用句から引用)

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