【STAP】 笹井センセの記者会見はボロは出ませんでした

理研の笹井氏の記者会見を全部観ました．

小保方を最大限利用しようとした理研にもマズイところがあっただろ？ってのが世間の目だと思います．
けれど、理研は今のところ、情報戦で鉄板状態と思われます．すべての技術情報を理研は握っています．外部者の侵入を一切許していません．人事権も掌握しています．善悪の決定権も、罰の決定権も握っています．この有利な状況で、理研がコーナーに追い詰められて連打を浴びるなど考えられません．
それに加えて理研にとって幸いなのは、小保方・笹井の出方とSTAPの真偽に世間の耳目が集まっているため、研究費の不正流用（高額の家具）の疑いが忘れられています．

コーナーに追い詰められてKOされた猪瀬元知事の場合は、外部からリークが出てくるわ、百条委員会が入って来そうだわで、ほとんど闘える状況ではありませんでした．それに比較すると理研は鉄板ですから、このまま外部者の侵入を許さず、全情報を握ったまま、ボロを出さないようにして籠城すれば負けることはないでしょう．負けなければ理研の勝ちです．楽しいだろうなぁ、有利な情報戦が出来て．  ＞  理研殿

それで笹井センセの会見はどうだったかというと、理研の調査委員会の結論と食い違うことは一切しゃべらなかったし、笹井の権限と調査委員会の権限と若山氏の権限とを区分することで、笹井の権限を限定的にすることで、コーナーに追い詰められないようにしてました．

理研が一枚上手ということで．あとは、調査委員会が不服申し立てを却下したらオシマイっぽいです．

以下、記憶に残ったQ&A

Ｑ： iPSとのライバル心は？
Ａ： それはない．彼とは知り合いだし．

Ｑ： STAPは存在すると思う？
Ａ： 論文に瑕疵があるので信頼度は低下したものの、STAPが依然として有力仮説であることは変わりないので、検証の価値がある

Ｑ： 小保方への指導不足は？
Ａ： やる気と実験スキルは飛び抜けていたが、論文は指導が必要なレベルだった．論文指導体制は足りなかった．

Ｑ： TCRなんたらが証明されてないので論文として成立してないのでは？
Ａ： （テクニカルターム過ぎてわからんかった）

Ｑ： 上司としての責任は？
Ａ： 笹井が関わっていない２０１１年の論文がすでにあり、ゆえに２０１４年版のノートを見せろと言う必要性を感じなかった．

Ｑ： 論文取り下げするべき？
Ａ： 瑕疵のある論文なのでYES

Ｑ： あれは不正なのか？
Ａ： それを決めるのは笹井ではないのでコメントできない

Ｑ： 小保方とまた一緒に仕事すれば？
Ａ： わたしは小保方クビと発言したことはない．検証は小保方なしで達成しなければ説得力がないので小保方を入れるべきでない．小保方がやるとすればそれは再現であり、再現をどのように行うかは笹井の決めることではない．

Ｑ： 小保方を雇ってアサインした責任は？
Ａ： わたしは人事委員だった．人事委員は全員一致で決める．多数決では決めない．小保方の職制上の地位は、シニア研究者ではなく、その下のランクで指導が必要な社員になっていた．

Ｑ： 来日したバカンティ教授とは会いましたか？
Ａ： いいえ

出なかった質問、

Ｑ： 小保方とデキてたの？

Ｑ： 割烹着は笹井先生の演出だったの？

かしこ


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