2012年8月25日土曜日

波乱のアジア外交に垣間見られるマスコミの提灯報道体質

北海道に21~24日まで旅行に行ってたので、当ブログをupできませんでした.その間に対中国と対韓国の外交は非難の応酬で場外乱闘的にすごいことになりましたね.日本がああいう強気な姿勢を見せても困るのは主に相手方ですので、場外乱闘大いに結構じゃないですか.

それにしても、旅先のホテルでチラ見した朝のワイドショーにおけるアンチ中国尖閣報道+アンチ韓国竹島報道の過熱ぶりが、裏の事情が見え透いた提灯報道なのであきれてしまいました.

とりわけフジTVが背景事情的にわかりやすいです.フジTVは、平日午後の韓流ドラマ放送局状態が一部の政治勢力から顰蹙を買い、スポンサーの花王に不買運動が起こり、韓流ネタの視聴率が下がっている事実もあり、製作現場では韓流番組をやめたいのに、韓流路線の発起人が日枝会長なのでやめられないと言われています.そのフジが朝の「とくダネ」で竹島はけしからんとやってるのですから、いったなにが起きているの?と驚いてしまったわたしです.だいたいTV局なんて、原発事故の最中でも大スポンサーの東電の批判はしないことからも判るように、自分らに都合の悪い報道なんてしないのが通常の対応ですから.-----韓流スター入国禁止をフジはどういう面で報道するのだろう?------

マスコミにとって都合の良い事実だけを意図的に報道するマスコミの姿勢が、消費税政局あたりから益々露骨になってきて、この尖閣・竹島のあまりにも熱い報道も訝しいことこの上ないです.過去数ヶ月のマスコミの行動の裏事情をこう考えます.
●デフレ下で増税すると税収が減ること    →  報道せずに完全スルー  →  財務省の御指導による増税の援護
●新聞の購読料は消費税率5%据え置きで話が通っていること  →  報道せずに完全スルー  →  自分らに都合の悪いことは報道しない
●原発デモの動員が何万人もいてすごいことに   →  報道せずに完全スルー  →  経産省の御指導による原発再稼働の援護
そして今起きているのは、
●尖閣の過熱報道   →  1)民主党への批判をそらすための官邸からの御指導   2)親米派によるアンチ中国誘導
●竹島の過熱報道   →  民主党への批判をそらすための官邸からの御指導

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それにしても韓国は巨大な下手を打ちましたね.大統領の竹島訪問だけだったらここまで場外乱闘にはならんでも済んだと思われますが、「天皇を縛いて土下座させたる」はいけませんでした. 韓国の大統領が「日本人は全員変態で人殺しだ」って言ったのなら、また言ってやがると受け流すくらいに成熟している日本人だと思うのですが、「天皇を縛いたる....」は日本人に与えうる最上級の侮蔑じゃないですかね?
中国の毒餃子事件のときは、一般人が興味を持ちTVが報道し、それにつられて政府が重い腰を上げたという印象でしたが、今般の「天皇を縛いたる....」は日本のパワーエリートをダイレクトに怒らせてしまい、一般人のみならずパワーエリートも前のめりになっている印象を持ちます.結果的に韓国の大統領は、日本人の右翼~中道勢力にまで「土下座するのはテメエらだ」と団結させる機会を作らせてしまいました.
韓国の大統領は格好つけすぎて国益を損ねてしまったオバカさんですねぇ.早く分別を身に付けた大人になろうね  >  韓国国民殿


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