2012年5月9日水曜日

実家の耐震リフォームを相談されて腰砕け

ゴールデンウィークに実家に行ったら、耐震診断をしようかしら?と聞かれたので、どうせ耐震性失格という診断が下るのは判っているのでわざわざ10万円以上かけて耐震診断しても仕方ないだろうとアドバイスしました.

実家は昭和50年築ですから、昭和56年の耐震基準強化より以前に立てられた木造住宅ですから、震度7が来ると土台がすっぽ抜けて1階がぺしゃんこになる建物です.

古い青焼き図面から図面を描きなおしてみたのが下図なんです.なんかも~見るだに腰砕けになりそうな、構造壁が少ないスカスカの建物なんです.とくに1Fの6+3+8畳の空間を何で支えるつもりなのかがさっぱりわからないうえに、その上には2Fが重くのしかかっています.
昔はこんな家を平気で建てていたんですね.いまじゃこうゆう壁の少ない家を建てるのはありえへん世界じゃないでしょうか? 2x4の建築なんかとくに窓が少ないですし.

この家、たぶん布基礎への土台の締結からやらなくちゃいけなくて、さらに壁という壁に強化パーツを組み込んでとなると、わたしの予想では700万円コースかと予想しました.そこまで金かける気にはならんというわけで、部分的に鉄骨でシェルター化したらどうかなどと考えています.

図書館で耐震リフォームの本をガサッと借りて読んでいるところです.はて、どうなることやら.
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