2012年4月8日日曜日

日銀審議員候補の河野龍太郎は却下されました

先日の記事で、日銀のTOP9名のうち2名が任期切れなので改選の時期になっているという話題をちょろっと書きました.

その候補者の河野龍太郎の過去の言動が、その時々の政権の方針に則って言うことがころころと替わる風見鶏なので、今の日銀に入ったら「デフレ大賛成、増税大賛成」と言うに決まってるので、こいつはダメだと一部の人から非難されていました.実際、どこかの委員会で震災後真っ先に「増税が必要です」と言い出したのがこの河野龍太郎だったそうで、論功行賞で推薦されたんじゃないかと.

ところがめでたいことに、2~3日前に、参院の自民公明社民あたりからこの人は却下と言われて、本人も辞退すると言ったので河野氏のセンは完全に消えたようです.で、じきに日銀のTOP9人衆は7人衆に減ってしまうそうです.あんな奴らのことですから、どうせロクに働いてないだろうから、7人が1人に減っても問題ないんじゃねえのと思いますし、いっそ全員クビにしたほうが日本のためですが、法律的には総理大臣にすら日銀総裁を罷免する権限がないそうで、もうやりたい放題やっているようです.

先日日銀が発表したインタゲ採用も、経済指標がわかる人には、すでに数値的にはウソだったのがバレているそうで、また円高に戻ってゆくことでしょう.輸出企業の皆様、ご愁傷様です.日銀の金融政策で円安誘導ができることが皆さんわかったでしょ? でもそれをわざと止めているのは日銀なんです

ちなみに、総理大臣にすら日銀総裁を罷免する権利がない制度にどうしてなっちゃったのかというと、住専問題からノーパンしゃぶしゃぶと続く大蔵省大顰蹙の時期に、大蔵省を懲らしめるために大蔵省の業務から金融行政を削除して、日銀を独立させたからです.と同時に、日銀が再び大蔵省に牛耳られることの無きように、日銀総裁を誰もクビにできない制度にしたからです.ところが、日銀のプチ秀才君達は長年大蔵省にコケにされてきた鬱憤をいまこそ晴らしてやると、大蔵省の言うことも政府の言うことも絶対に聞かないという中学生の積み木崩しみたいなマインドで日本人に大迷惑をかけている.それが真相のようです.超インフレで日本を滅ぼそうとしたのはレインボーマンの死ね死ね団でしたが、日銀はデフレで日本を痛めつけるプチ死ね死ね団

しかし、このニュースってなんで候補者が2名じゃないの?というのが不思議なんですが、なぜか民主党の仙石が1名だけ指名してきたのだそうです.麻生政権の当時、日銀総裁人事がなかなか決まらなかったのを覚えていらっしゃる方も多いと思います.参議院の多数派であった民主党が、元財務相事務次官の武藤はダメと言ったので、紆余曲折の結果、今の白川氏に決まったわけですが、この時の国会人事承認委員長は仙石だったんですって.なので、積極財政派の武藤を却下して、積み木崩し白川を賛成したのは仙石で、いままた河野龍太郎を推薦してきたのが仙石というわけで、まったく仙石は貧乏神です.

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