2012年2月7日火曜日

飲酒シリーズ 003 ウイスキー以外の酒はどうよ?

←カルバドスはリンゴの蒸留酒です.シードルというリンゴのお酒がありますが、シードルを蒸留するとカルバドスになります.ブランデーはあまりブドウの香りはしませんけれど、カルバドスはしっかりとリンゴの香りがします.熟成年数が高い方が深い味わいではあるものの、だいたいどれを飲んでもカルバドスねっていう印象.左の写真は飲んだ中では最も旨かったボトル.

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ワインを蒸留したブランデー、コニャックはそんなにたくさん飲んでないです.ブランデーはあまい香りの優しい味わいが多いですが、コニャックは甘みの少ない硬質の味わいが多いように感じています.わたしはコニャックの方が好みです.egobarに旨いコニャックがあって、一時ごくごくとコニャックばかり飲んでいました.そのボトルはもうなくなりました.

中国の深浅に出張すると、娯楽というと現地のキャバクラしかないので、仕事帰りには日本食料理屋→キャバクラというおきまりコースになりまして、そこでいつも「レミーマルタン」が出るんだけど、ジュースのように甘くてあれが本物とは思えないんだよなぁ.思えばあれほどブランデー(もどき)ばっかし飲んだことはないな.

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グラッパ、マールは、ワインを絞った残滓を発酵させて蒸留した酒です.あまり熟成させずに飲む酒のようで、白っぽい色をしてるのが多いです.ブドウの皮とか茎に由来する味なんだろうと思ってるんですが、少し青臭い味と香りがします.

グラッパというと昔新宿に住んでいた頃の失態を思い出します.イタリアからの輸入商の知人宅で飲んだときに ビール→ワイン→リモンチェロ→グラッパ とだんだん濃くて旨い酒に推移するというわたしにとって危険な飲み方をした結果、前後不覚になり新宿南口で行き倒れになり、ビルの警備員に起こされたもののビル影で夜半の数時間を寝て過ごしたことがありました.財布を盗まれなかったのでよかった.それ以来グラッパはやや苦手な酒になりました.

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日本でポピュラーなラムっていうとマイヤーズです.20歳台のころによく飲んでいましたが、そんなに旨くはないです.
ラムはサトウキビから作る蒸留酒ですが、作り方に2種類ありまして、マイヤーズのようなポピュラーなラムは、砂糖生産の残滓を発酵させて作られます.そうではなくて、サトウキビの原木から絞ったジュース自体を発酵させて作る贅沢なラムがあります.マルティニク島産などのラムは贅沢なラムです.右の写真のJMは贅沢ラムの代表的銘柄でメチャ旨いです.ああ飲みたい.-------サイバー映画のJMとは無関係です-------
ただし、この贅沢ラムには問題があります.熟成年代がそれほど長いわけでもないのに、全般的に値段が高いって事です.残念!

--続く--

3 件のコメント:

  1. 最近は行ってませんけど、サイゼリヤではグラッパがのめますね。
    いい時代になったもんだ。(^_-)

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  2. さすがイタリーの名店サイゼリヤ

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  3. カルバドス良いですねえ。
    私は洋梨の濃いドンフロンテACが好きですが、
    高いので専ら八重洲地下街のリ〇ーズ〇セ〇ワで
    ちょびっと戴くだけざんす。

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