2012年1月4日水曜日

非純正インクを交換したらEPSONプリンタのノズルが詰まりました →注射器とアルコールで復活

EPSONプリンタのノズルが詰まりました →注射器とアルコールで復活 という記事を書いたのは11月23日でした.

それから約1ヶ月後、インク交換したらまたまた詰まりました.

わたしは純正インクは使いません.値段が高いからです.パックで¥3800も支出する気になりませんから.また非純正インクの中でも値段の安いインクを求めます.そのため今回は、顔料系インク→染料系インク への交換になりました.染料系インクはべらぼうに安いのでインク代なんか全然気にせず使っています.
上が顔料系、下が染料系、どっちも非純正

11月23日の記事の時は、イエローを顔料系→染料系に交換したところノズルがほぼ全て詰まるという事態になり、アルコールで荒療治する羽目になりました.

今回は、シアンとマゼンタを顔料系→染料系に交換したところ再びノズルがほぼ全て詰まる------ノズルチェックするとほとんど出ない------事態になりました.どうも、非純正インク同士の混合によってインク詰まりを誘発したと推測できそうなかんじです.顔料系のインクは帯電した固体コロイドの反発力で粒子分散していると推測しています.ところが異なる溶媒が混入されると帯電が中和され粒子分散が崩壊して凝集して詰まると.

ためしに、シアンの2種類の非純正インク同士をプラスチック皿の上で混合してみました.沈殿する様を見れるかもしれないと思ったからです.さすがに沈殿は起きませんでした.仮説はハズレだったのかもしれません.

じつは、11月にブラックも染料系インクに交換済みなのですが、ブラックは詰まったりしませんでした.注射器でアルコールを押し込むときの反発力がブラックだけ弱くてスルスルとアルコールが入ってゆくので、ブラックのノズルは太いんだろうと推測しています.

さて、今回挑んだアルコール復活は4色全部同時にやりました.カートリッジを抜き差ししているうちにイエローもブラックもかすれてきたからです.

アルコールを何度も出し入れした後で、末端をクリップ止めして72時間放置しました.その後、染料カートリッジを装着してもノズル詰まりは解消しませんでした.11月23日の教訓によって回復しないままで一晩放置したら、ノズル詰まりは回復しました.

こうして、また詰まるんじゃないかという一抹の不安を残しつつも、4色全てのインクを染料系に交換し終えた年の瀬だったのです.

めでたしめでたし.

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