2012年1月16日月曜日

失業行政手続きシリーズ001 年金編

失業にともなう行政手続きがいくつかあります.当ブログは失業中ブログなのででこれを書かなくちゃはじまらないのさ.

まずは年金の手続きをどうするか? 退職にともなう行政手続きのなかでは、年金は比較的単純明快です.以下のことはご存じの方も多いと思います.

サラリーマンをしてたとき
厚生年金というのを給料から天引きで支払っていました.

失業したら
無職になると天引きされてた給料が無くなってしまうので、自分で支払わなければなりません.なので失業したら、年金事務所というところに行き、失業したので国民年金に加入したいですと言うと、あれこれと手続きしてくれます.手続きはそんなに難しくないので心配ご無用です.たしか、会社が発行してくれた退職証明書が必要だった気がしますが1年前の出来事だったので記憶があやふやです.

あなたがもらえる年金額
手続きの一環として、年金事務所の人が、現状のわたしの年金加入状況を説明してくれました.
あなたがこのまま国民年金を所定の期間支払い続けたとしたら、老後に毎月いくらもらえる見込みですという説明でした.支給開始年齢が68歳になるなどという法案が提出されるとかいうご時世ですから、どうせアテになんかなりませんが.
それと、わたしの1996年の1度目の退職のときのことが思い出されました.1996年にソニーマグネスケールを退職するときに、退職金が少ないので厚生年金から取り崩しますか? と総務から言われて、先にもらえるものは先にもらう主義のわたしは「じゃあ取り崩してくれ」と言って、厚生年金の掛け金を受け取ったんです.そのせいで、ソニーマグネスケール在籍時代の厚生年金はゼロになっていました.

国民年金を支払う
国民年金加入者がを支払う金額は、おおよそ毎月¥15000です.1年分一括支払いだと割引になるので、自分の分と奥さんの分を一括払いしましたので、30万円超の出費です.無職なのにイテテ.
ここで、国民年金はたったの¥15000で良いのか? 厚生年金はもっと高額の支払いだったので損したと思うのは間違いです.なぜなら、国民年金はもらえる年金額が少ないからです.厚生年金は、ベースとなる国民年金にプラスして厚生年金にも加入しているという仕組みなので、もらえる年金は国民年金よりも高額です.--------ここは早死にするか長生きするかで損得計算が変わります.早死にするなら厚生年金は大損です---------

国民年金を支払えない場合は
無職なので支払えない場合は、年金事務所に行くと支払わなくてよくなるらしいです.あとでその分を追徴されることはありません.もらう年金が減るだけです.わたしはH24年度はこの制度を利用しようかと思っています.
ただし、年金を受け取る権利が発生するのに必要な25年間は支払った方がいいと思います.支払い年数が24年だったりすると、全く受け取れないことがあるらしいです.

奥さんも国民年金を払うの?
サラリーマンの奥さんは、国民年金加入者だが国民年金を支払わなくても良いという特典を得ています.しかし、ご主人が失業すると、奥さんも国民年金を支払えと言われるのです.なんかダブルパンチで損した気になります.だから、ご主人が失業すると、ご主人の国民年金加入手続きだけじゃなくて、無関係に思える奥さんも国民年金加入手続きをしなくちゃいけないわけです.
わたしの奥さんが消えた年金の被害者だったという話は、この手続きで発覚したのでした.

2 件のコメント:

  1. >年金を満額受け取る権利が発生するのに必要な25年間は支払った方がいいと思います.

    25年でやっと権利が発生します。満額は40年支払った場合ですね。

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  2. 修正しておきます.サンクス

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